父の日だった
2005年 06月 20日
あ、父の日かあ、改めて感謝だなあ。と思うだけがいままでの父の日だったわけですが、ふと気がつくと、
「はっぁ!俺も父だあ!」
うちのチビにはまだそんなことは分からないでしょうが、父の日というのは、男が父を意識する日でもあるんでしょうね。
僕は、パプアニューギニアのコーヒー豆を手回しのミルで挽いて、トポトポ、ドリップしている時、とてもリラックスするのですが、昨夜豆を挽いてるとうちのチビがしきりとミルを触りたがりました。
床にミルを抱えてハンドルをまわそうとしたら、僕の手を払いのけます。チビはハンドルを回したいようです。倒れないように押さえてやってると、どうにか回し始めました。だけど挽く方向にまわすとガリガリっといって抵抗があるのでしょう、すぐカラカラと軽く回せる逆回しになってしまいます。
「逆だよ。」と言ってやるとわかってるのかどうかわかりませんが不思議とガリガリ言う方にまわします。
そんなこんなで30分ほど、なかなかすすまないので、自分でやろうと思ってハンドルを取ると、泣き出してしまうので、最後までやらせました。
飽きもせずよくやるなあ、と感心しました。「お!出来たみたいだぞ。」そう言って引き出しを引いてみせると、出来た粉を指でそっとなぞり、指についたこなをパクっと舐めました。ニターっと笑います。そこまでやるともう気が済んだのか、隣の部屋へ走って生きました。
やれやれ、ゆっくり挽いて貰ったコーヒー豆をゆっくり落とし、ゆっくり飲みました。
あぁ、これは、チビからのギフトかもしれない。
いつもより、ゆっくりと、ちいさな腕と手で挽いてくれた豆は味が違った?
そうでなくても、いつもより急がず時間を過ごせ、楽しい時間を長く感じられました。
まろやかな薫りと、雨の匂いの時間のなかで、初めての父の日ギフトを味わいました。
ありがとお。
「はっぁ!俺も父だあ!」
うちのチビにはまだそんなことは分からないでしょうが、父の日というのは、男が父を意識する日でもあるんでしょうね。
僕は、パプアニューギニアのコーヒー豆を手回しのミルで挽いて、トポトポ、ドリップしている時、とてもリラックスするのですが、昨夜豆を挽いてるとうちのチビがしきりとミルを触りたがりました。
床にミルを抱えてハンドルをまわそうとしたら、僕の手を払いのけます。チビはハンドルを回したいようです。倒れないように押さえてやってると、どうにか回し始めました。だけど挽く方向にまわすとガリガリっといって抵抗があるのでしょう、すぐカラカラと軽く回せる逆回しになってしまいます。
「逆だよ。」と言ってやるとわかってるのかどうかわかりませんが不思議とガリガリ言う方にまわします。
そんなこんなで30分ほど、なかなかすすまないので、自分でやろうと思ってハンドルを取ると、泣き出してしまうので、最後までやらせました。
飽きもせずよくやるなあ、と感心しました。「お!出来たみたいだぞ。」そう言って引き出しを引いてみせると、出来た粉を指でそっとなぞり、指についたこなをパクっと舐めました。ニターっと笑います。そこまでやるともう気が済んだのか、隣の部屋へ走って生きました。
やれやれ、ゆっくり挽いて貰ったコーヒー豆をゆっくり落とし、ゆっくり飲みました。
あぁ、これは、チビからのギフトかもしれない。
いつもより、ゆっくりと、ちいさな腕と手で挽いてくれた豆は味が違った?
そうでなくても、いつもより急がず時間を過ごせ、楽しい時間を長く感じられました。
まろやかな薫りと、雨の匂いの時間のなかで、初めての父の日ギフトを味わいました。
ありがとお。
by toktokpng
| 2005-06-20 23:24