「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


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一年の呼吸

書ける時に記事は書いていないと、またいつ、それどころではなくなってしまうかわかりません。

時空間を稜線のように眺めそこに生じる変化にこそ、形態と色彩を見いだして、それをスケッチしていく事が僕の視点ならば、このブログはその観察の旅路における覚え書き。

結構重要なことだと思っているのです。

季節は12月に向かって進んでいます。東京の街は気が早いのでもうクリスマスの様相をディスプレイしているビルなどもありました。
クリスマスは言うまでもなくイエス様の誕生を祝うお祭りですが、現在ではイエス様がお生まれになった日は定かではなく、必ずしも12月25日ではなかったという説が有力なようです。

しかし、また、イエス様以前でも、やはり12月25日はある文化において重要な誕生祭の時期だったといいます。では、誰がお生まれになったというのでしょう。
実はこの時期は太陽が新しく生まれる時期だと考えられていたのです。時間と空間の関係に敏感な感覚を持っていた古代人は、移り変わる太陽の進行を、定点に一本の棒をたて、そこに生じる影を追うことで観察していました。
ただそれだけの事で、人は冬至を発見します。この日を堺に太陽が大地を照らす時間が刻々と長くなってゆきます。まだまだ厳しい冬の気候がつづくその時期に賢い人々は太陽が一度死にまた蘇る兆しを見つけ、それを祝ったのです。

このような意味において、クリスマスの時期はあなたがクリスチャンであろうとなかろうと、地上にくらす人々にとって意味ある重要な時間なんだと言うことができます。

この時期を象徴している色は赤です。

時空のスケッチをしていて見えるこの時期の色は赤なんです。

そして四季を通じて地球と太陽と月がリズミカルに呼吸をすると共にその色は変わって行きます。

2月、ふきのとうが芽吹くころ時空の色は赤から薄いピンクになります。そして桜が咲く頃には藤色に。暖かさを取り戻す5月のころには薄いブルーとなり、雨のつづく日々に深い碧をたたえます。冗漫な夏にはビリジアンを、残暑の頃に鮮やかなグリーンがパッと開きます。10月の頃にはその色が黄色になって、秋のふかまりとともに赤みがかってきます。ジワジワとオレンジ色になりながら一気に真っ赤まで駆け上る。その一歩手前が「今」です。
一周すると虹色になる、大地の呼吸。その輪っかの中で僕らは生きています。

心が発する色彩も、時空の色の変化に併せてコーディネートしていく。そんな生き方をしてる人は幸運を呼び込むようです。

さっきそんな人のオーラを街角で見つけて、うらやましくおもいました。

やはり生きてるんだから、お洒落でいないとねぇ。

目に見えないところから先に。

・・デキテナイナア。

精進しまっす!
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by toktokpng | 2005-11-15 00:07