今日は節分、そして満月
2007年 02月 02日
晴れ渡った冬の夜空に満月が煌々と輝く。仕事が終わって一番高いところに登った月をチラッと見上げると、いつも苦い微笑みを噛み殺す。なぜだろう。
今日は節分。大寒と立春を分ける頃が春の節分だけれど、節分は四回ある。
春の節分は冬至から息を吹き返した太陽が、その影響を地上にも顕し始める時だから特に祝うようになったのだろう。冬のあいだの邪気を払い、生命力に満ちた福の力を取り込もうとする豆まきは、アニミズムの国、日本ならではの賢い行事だと思う。
豆まきに限らず、日本には精霊たちの喜ぶ行事がいろいろとある。それらは単なる伝統行事ではなく、広い意味での宇宙を良くするための叡知が息づいているものだ。
この時期に各地で行われる神楽や獅子舞も同じように。
とはいえ、僕のいまの生活はそのようなイニシエの日本人の生活感覚から程遠いところにある。
だからかなあ、月をみるとなにか諭されているような気がするのは。
月と空と大地と海と。
仕事と家族と友と僕と。
生きていることに感謝。より良き明日に感謝。
今日は節分。大寒と立春を分ける頃が春の節分だけれど、節分は四回ある。
春の節分は冬至から息を吹き返した太陽が、その影響を地上にも顕し始める時だから特に祝うようになったのだろう。冬のあいだの邪気を払い、生命力に満ちた福の力を取り込もうとする豆まきは、アニミズムの国、日本ならではの賢い行事だと思う。
豆まきに限らず、日本には精霊たちの喜ぶ行事がいろいろとある。それらは単なる伝統行事ではなく、広い意味での宇宙を良くするための叡知が息づいているものだ。
この時期に各地で行われる神楽や獅子舞も同じように。
とはいえ、僕のいまの生活はそのようなイニシエの日本人の生活感覚から程遠いところにある。
だからかなあ、月をみるとなにか諭されているような気がするのは。
月と空と大地と海と。
仕事と家族と友と僕と。
生きていることに感謝。より良き明日に感謝。
by toktokpng
| 2007-02-02 23:25