「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


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デフラグメント

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会社の周りのちょっとした緑。ほんのわずかの場所だけれど、此処に瑠璃色のアゲハが二頭、睦まじく飛んでいた。

わずかな草むらと植え込みが彼らの世界。柘植の葉を撫で、ビルに照り返される光を写しながら、美しい羽根を羽ばたかせる。

個展中と言うのは、不思議なもので、人と話して、ひとところに居るだけなのに、頭がフル回転しているようだ。

しかも、目には見えないもう一人の僕が大活躍している感じ。絵達と話したり、お客さんのサポートスピリットと話したりしているようだ。

顕在意識の僕はしばしば置いていかれる。

まるで、幼い頃に父と共に出掛け、父の友人とバッタリ会って、大人同士の会話がはじまり、とても楽しそうなのに、子どもの僕は聞いていても異言にしか聞こえ無かった時のような心境だ。そんな時、僕は父に「なんの話してたの?」と聞き、父は間を置いて短い言葉で教えてくれた。

僕は今、高次の自分に尋ねる。「どんな素敵なやり取りがあったの?」

メッセージはまだ帰って来ない。

きっと整理に時間がかかるのだろう。

目に見える物しか見ず、耳に聞こえる物しか聞かない僕の日常の意識も、あの個展の最中、精霊たちの楽しそうに笑う声々は感じていた。

時が経てば、僕もおのずと何かを知るのだろう。

それらは全て僕の脳の中で起きている。
それらは全て宇宙全体の中で起きている。

カチャカチャ・・・
ヒュルル・・・

何かが組み換えられている。
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by toktokpng | 2007-09-21 13:57 | 日常