「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


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カテゴリ:音楽( 1 )

最近のCD

もう2ヶ月も前になってしまうのですが、NHKの夜のクラシック番組で「グルダ」という人を偲ぶコンサートを放送していました。
そんなにクラシックが好きだとか、ましてや詳しいわけではないのですが、たまには聞きます。
しかし、その時は衝撃でした。
そのグルダという人は、ニットの帽子をかぶったかわいいおじいさんで、編曲した曲や作曲した曲を、お弟子さんやご子息が演奏していました。

なんで、編曲しただけで、演奏しただけで、その人の魂が伝わってくるのだろうと言うのがその時の不思議感でした。

完成度の高い形式が存在する芸術というのは、形が受け継がれていって、中に入る表現者や演者は時代や場所をこえて入れ替わります。茶道やオペラ能や京劇、すばらしい型をもった芸術は世界中に存在します。
中世から受け継がれているクラシックの音楽などは最も型の完成度が高いだろうと推測します。そして、型の中に入る表現者は、その型の善さを存分に表現できるよう全ての力と技術を発揮します。

おかげで、僕らの周りには比較的安い値段で、すばらしいクラシック音楽が手に入るようになっています。そして、どれも心地よいものです。

グルダさんという人の演奏したり、作曲したりしたものは、その型の完成度がまさに「クラシック」なのですが、それだけでなく型の中の人間が伝わってくるのです。

音符が笑ってる。

笑ってるというと、外れてるって意味に捉えられるといけないから、笑顔だって事なのでしょうか。なんだか機嫌のいいおじいさんと一緒にいるような気分になります。

そこで、グルダさんの演奏したモーツァルトのCDも買ってみました。(ちなみに1000円以下で買えるんですよ。クラシックってお得です。文化の解放です。)

で、やはりそこにもニットキャプのおじさんが感じられる・・・。

いやーいい人に巡り会えたなーと。
お薦めします。
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by toktokpng | 2005-04-16 13:21 | 音楽