「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


by toktokpng
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

<   2005年 06月 ( 16 )   > この月の画像一覧

あまとち

今朝、すごい雨音で目が醒めました。でも、すぐ止んでしまいましたね。
取水制限の出ている関西、大雨で難渋している北陸のほう。
小さい国土の中に本当に多様な空模様があります。

しばらく晴れの6月が続きましたが、ちょうど今月の半ばに発売されたジャミロクワイの曲が、「Seven days in fine June」で、まるで今年の東京の、この天気のことを言ってるようです。

晴れるのもいい天気、雨に恵まれるのもいい天気。

今朝の雨音から、これは、天と地が話をしてる声だなと感じました。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-29 09:29

今日の花

d0023742_14132834.jpg
生後二ヶ月の女の子が寝ている間に、生後一年五ヶ月半の男の子と一緒にいつもの花屋にいきました。もう大分歩けるようになりましたね。すたすた歩いて三分の道のりを、10分くらいかけて、うろうろしながら、半分ぐらいは結局抱き上げてあるきました。

なんだか覚えられない名前の、奇麗な青い花を買ってきました。
今週は、先週買ったアウストロメリアという花がまだ健在なので、そこに混ぜるぶんだけ買ってきました。いつもの端物じゃなくて、その花だけを買いました!
給料日だったからね、奮発して520円!

花をかってくると、何にもしないよりは季節感が感じられるんだけどね、こうやってハウス栽培の花を飾っているより、もっと季節を感じる方法がある事を先週教えてもらいました。
それは、やはり道ばたの花を見つけていける事なんですね。実際一輪挿し用に野花をいけた小さなブーケをMOAのあつまりで貰ってきたので、家にもちかえって小さな一輪挿しに挿していると、隣に華やかにあるアウストロメリアより美しい佇まい。
「わー!きれい。」と妻が声を上げたのも、一輪挿しの方でした。

うちの玄関前は、砂利がひかれていて、野良猫が歩き回って、雑草がしげり、ドクダミが臭い、そんな場所なのですが、いま、レンゲが咲いています。ピンクの花弁が鮮やかです。

草花を生ける。

あんまり考え込まず、やってみたらいいのに!俺!

そんな、二の足を踏んでいます。

時間を眺めることを意識的にやって、このブログに書いていく事で、ニューギニアでそうしてきた時間となにが違ってなにが同じか確かめようと思って続けていますが、このブログにとある苦情がきました。
「梅の実が熟すのはこの梅雨の時期で、今年収穫した梅が梅干しになるには、まだいくつもの行程が残っていて、先日送った梅は去年なった梅です。梅の収穫がもうとっくに終わって梅干しになっているというのは思い違いです。梅が稔る時期の雨だから梅雨といのは順当なものです。」
というような内容でした。

これ、実母からなのですね。

毎年送ってもらう梅干しをなんの気なしに食べてるから、ハウス栽培された花を飾って季節を思っているから、だんだん本当の事からずれてくるんですね。

教えて頂き、ありがとうございました。

僕が親になっても、僕の親は、親のままですからね、あいかわらずいろいろ教えてもらい続けるんでしょうね。でも、僕の子のばあちゃんでもあるわけです。
ばあちゃんは僕の子からいろいろ教えてもらうんだろうなあ。

そういう親子の繋がりは、ニューギニアも日本も同じなようです。

これからも、偽物に惑わされやすく、思い違いをしやすい自分なんだということに気をつけて、日々、刻々を眺めていきましょう。

相変わらず空梅雨の6月25日からでした。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-25 14:13 | 日常

やまとコトバと日本語

d0023742_12364279.jpg

昨晩はやまとコトバの美しさを思いましたが、いまランチを食べに来たお店で、「山翡翠」という字に「やませみ」と読みをあてている焼酎のラベルをみて、ああ日本語ってすばらしいなと思いました。
「かわ せ み」というやまとコトバも美しいけれど、それに翡翠という字あてる。もともとヒスイという字の方がかわせみを表していて、それをヒスイにあてたのが順序かもしれませんが、そうやって大陸から入ってくる異国語を意味と音、両方を手掛かりに自分達のコトバに取り入れては練り上げて、いまの日本語がある。
ラブゲッチュとかセレブとか、曖昧に音とか意味とかを足がかりに色んなコトバを試し続ける日本語。
きっとあしたの元気で美しく明るい日本語がその先にあるでしょう。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-24 12:36

いろいろと

夏至の日、もう家についたのは12時をまわっていましたが、ロウソクを灯して夜食を食べました。

・・・落ち着きます。

ニューギニアではよくこんな光ですごしました。
停電の夜、ロウソクの光で本を読みました。
山あいの小屋でロウソクの光に揺れる長老の顔にいろんな問いかけをしました。
海辺の小屋で蚊になやまされながら、ロウソクの光だけでガブリエルと話しこみました。

そんな光景がやさしい闇に包まれる四畳半のなかにうすぼんやりと浮かびました。
それらいろいろと、なつかしく(ああ、この言葉は使わないでおきたかったが)、あじわいぶかく野菜スティックを食べました。

「梅雨」についてはネット上にゴロゴロしてました。やはり、諸説ですね。

中国の長江流域の長雨を黴を生えさすという事で黴雨と読んでいたが、字が悪いので、その時期に実を熟させる梅の音を併せて「梅雨」とした、という説や、単に梅の熟す時期の雨という事で「梅雨」など。どこを見ても「〜だが、判然としない。」と結んであります。「つゆ」という読みには納得いく情報があまりありませんでした。

やまとコトバをどんどん置き去りにしていく僕らですね。

つゆにぬれうるおいみつるみなづきのはな

やまとコトバだけ並べると結構きれいデス。

ジャスミンについては、まだ判明していません。

あめあめふれふれ、くさきのために。

からつゆの6月23日からでした。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-23 23:30

夏至

23.4度。でしたっけ。
今日、太陽の光がさす方向と地球の地軸が成す角度です。北半球では、一年で一番太陽の光が真っ直ぐに降りてくる日。一番陽の長い日です。
暑さのピークが重ならないので、なかなか実感しないうえに、梅雨の天気もあって、気がつかないことが多かったりします。

せっかく陽がながいので電気けそうよ、という運動の日でもあります。
こんなじかんに帰宅中で、なにをいまさらでもありますが、帰ってロウソクともしてみようかな。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-21 23:12

父の日だった

あ、父の日かあ、改めて感謝だなあ。と思うだけがいままでの父の日だったわけですが、ふと気がつくと、
「はっぁ!俺も父だあ!」

うちのチビにはまだそんなことは分からないでしょうが、父の日というのは、男が父を意識する日でもあるんでしょうね。

僕は、パプアニューギニアのコーヒー豆を手回しのミルで挽いて、トポトポ、ドリップしている時、とてもリラックスするのですが、昨夜豆を挽いてるとうちのチビがしきりとミルを触りたがりました。
床にミルを抱えてハンドルをまわそうとしたら、僕の手を払いのけます。チビはハンドルを回したいようです。倒れないように押さえてやってると、どうにか回し始めました。だけど挽く方向にまわすとガリガリっといって抵抗があるのでしょう、すぐカラカラと軽く回せる逆回しになってしまいます。
「逆だよ。」と言ってやるとわかってるのかどうかわかりませんが不思議とガリガリ言う方にまわします。
そんなこんなで30分ほど、なかなかすすまないので、自分でやろうと思ってハンドルを取ると、泣き出してしまうので、最後までやらせました。

飽きもせずよくやるなあ、と感心しました。「お!出来たみたいだぞ。」そう言って引き出しを引いてみせると、出来た粉を指でそっとなぞり、指についたこなをパクっと舐めました。ニターっと笑います。そこまでやるともう気が済んだのか、隣の部屋へ走って生きました。
やれやれ、ゆっくり挽いて貰ったコーヒー豆をゆっくり落とし、ゆっくり飲みました。

あぁ、これは、チビからのギフトかもしれない。

いつもより、ゆっくりと、ちいさな腕と手で挽いてくれた豆は味が違った?
そうでなくても、いつもより急がず時間を過ごせ、楽しい時間を長く感じられました。
まろやかな薫りと、雨の匂いの時間のなかで、初めての父の日ギフトを味わいました。

ありがとお。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-20 23:24

並木通り

最近、銀座近辺をあるいていて、覚えのある匂いが聞こえてくることが何度かありました。
なにか、強い印象と結びついている匂いで、正体を探そうと周りの木々を見渡しましたがわかりませんでした。

だけどさっき、銀座の並木通りを通ったとき、コレハ?!と思いました。これ、ジャスミンじゃないですか?
パプアで僕の住んでいたロッジに咲いていて、リマ母さんが「ミッドナイトクィーン」とよんでいた、あの薫りじゃないですか?
見上げると白い花のついた木。たしかこんな花、葉だったような気もするし、違ったような・・。
並木通はその木ばかりでした。

これはジャスミンなんでしょうか?

誰か教えてください。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-17 16:20

ツユ

ツユという言葉ですが。

梅の雨って書きますよね。もちろん当て字なのでしょうが。「つゆ」という音は漢字伝来以前からあったヤマト言葉なのでしょうね。露と言う字、汁と言う字、さらに液という字もあてます。そして梅雨も。
あてられる漢字から「つゆ」という言霊は水っぽさに関わるものだということは、捉えられます。
しかし、梅はどうしたことでしょう。雨は呉音の「う」と「ゆ」のつながりから、そして指し示す事象とのつながりからスンナリとあてられます。が、梅。
旧暦や大陸の揚子江近辺での雨期の時期を考えても、まるで梅の花とはつながりません。
梅の実はいかがか。いや、梅の実がこの夏至前後まで実らないことはないでしょう。もうとっくに収穫されて梅干しになってる時期です。
あ、そうか。家にも福岡の実家から漬けあがった今年の梅干しが届きました。
殺菌効果のある梅干しはこのものの腐りやすい時期に非常に助けになる加工食品です。梅干しが役立つ雨の時期だから梅雨なのでしょうか。すこし苦しい気もするなあ。
こういう場合、当て字の由来には中国故事が隠れていたりする場合もよくありますよね。

梅という漢字自体の成り立ちとか。

電車のなかでこんな事を考えていても切りがありません。

週末ゆっくりしらべものをする楽しみができました。
諸説ありそうですね。

納得いく説をさがしにいくことにしましょう。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-17 10:24

珍しいこと

梅雨ですね。今年の関東地区は順当な時期に梅雨入りしましたね。西日本は空梅雨になりそうでしょうか。四国や九州の水不足が今年の話題になるんでしょうか。
植物たちは、やはり喜んでますね。というより、街中の木々草花は、「というかね、ケイさん、これが普通であって欲しいんだよ、我々は。三日も雨が降らない日が続くと、苦しいんだよ。(そんなの)いい天気じゃないんだよぉ!(今日が)いい天気だよ!」と、言っているようでした。

昼休みに銀座の方へあるいていると、なにかのお店のまえの白板に「今日は奇跡が起きるかも」みたいなことが書かれていてました。
その後ITOYAに文具を買いに行ったら、なんと二十歳のころに最後に会った切りの友達にばったり会いました。二人とも最初はすれ違いましたが、アレ?と思い立ち止まり、振り返りました。彼もアレ?と思い立ち止まり、振り返っていました。彼の名を呼び、彼も僕の名前を正しく呼びました。握手して、しばし立ち話をしましたが、勤務時間中で長くは話せず別れました。
彼にあって、そのころの大学の友達や自分がやっていたことがザーザーと流れて来ました。
彼が僕の名前を覚えていてくれたとき、うれしかった。彼の勤務先はこのあたりではないらしく、仕事の途中で寄ったらしい。僕だってこの店に来るのは職場が変わってはじめてで、半年以上ぶりなのだ。
美術系の大学出身の二人が銀座のITOYAで十年ぶりに再開する。それはあまり珍しいことではないよ、と思ったのでしょうか。彼はとても冷静でした。

でも僕には十分あの店先の白板の言葉と符合している出来事として捉えられました。楽しいことだし。

いやあ、面白いことってあるんですね。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-16 23:46

手で飯を食う奴

いいなあ、こいつ。
手で飯を食いやがる。
気持ち良さそうだなあ。自由だなあ。結構うまく食べるじゃねいか。
手でしかくわないなら、なんでプラスチックのフォークを右手にもってんだ?

うらやましいなあ。

でも、俺はやらないよ。
なぜなら、後がめんどくさいのを知ってるから。
「今を生きろ!」とかいっても、「今を楽しめ!」とかいわれても、やんねいよ。
手がべとべとなうえに、机も床もご飯粒だらけじゃねいか。

後片付けするのは、たまに俺とか、ほぼ母ちゃんなんだぜ。
フォークで突いて食べれるもを、なんども試してうまく突けたとき、
満面の笑みで俺たちの拍手を求めたろう。
うれしかったけどさあ、結局そのあと、手で食ってたじゃん。

めんどうだけどさあ。

たのしそうだなあ・・。
[PR]
by toktokpng | 2005-06-13 00:11 | 日常