「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


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梅雨明け

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梅雨が明けたようですね。
お弁当を買って、公園で食べます。
ここの中華屋、中で食べると1000円のランチばかりだけど、お弁当は500円。天気のいい日は安上がりだし、気持ちもいい。

職場は相変わらず忙しいですが、銀座の街はいつもよりすこしおとなしい感じ。夏休みの空気が流れているのでしょうか。

いろんなところに旅いったり、新しい出会いがあったり。

幸せな人が多ければ多いほど、世の中は明るくなって、なんにも変わらない日常を過ごしてる僕も明るくなります。

楽しい時間が世界に溢れますように。
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by toktokpng | 2006-07-31 13:19

Everyday people

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土曜日。

江戸川を子らを自転車の前後にのせ、散歩。

広い河川敷が青々とした葦や茅をたたえ湿った暖かい空気にそのくさいきれをみたしています。

風をうけ、土手の坂を登り、下り、原っぱで子供とボールあそび。

穏やかな夏の昼下がり。

この時間に、ある人は人と語らい、大笑いしてる。ある人は、汗をかいて作り笑いで働いている。病に臥して苦しんでいる人がいて、戦災の中で泣き崩れている人がある。過去に為した自分の行いを受け入れられずに、しなくてもいい悩みを続けもがいている人もいれば、まさに今、罪を重ねてるひともいる。

精いっぱい、今、手に持ったボールを投げること。

人間にはそれしかできない。それを誰も責めることないし、ことさらに賞賛することもない。

毎日の人達。

とまることなく、余計なことなど考える事など考える間もなく、太陽に顔を向けあっというまに、時を過ぎゆこう。

そのリズム、テンポが、僕ら地上に生きるものに、静かな笑顔でしか表せない喜びを心のなかに呼び覚ます。

この世界を去る時には、その喜びの蓄積だけが、財産なのだ。

きっと。
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by toktokpng | 2006-07-30 00:16

新月

月曜の晩は新月だったのですね。
真っ暗なはずの夜空には、しかし、雲がかかって街の光をあびて
うすぼんやりとした東京らしい夜空でした。

月の運行は神秘です。

時空の中にリズムを与えています。

人々の人生にも大きな影響を及ぼしていると思います。

新月には、時の流れの変わり目を示す、無数の小さなきっかけがあると思います。

ちょこちょこといつもと違う出来事があったと思います。

よく昼を食べにいく店の隣で知り合いが個展を開いていました。
全く偶然。
彼の名前は「タムラサトル」。

たまに雑誌とかでも名前をみかけ、活躍を嬉しく思ってる知り合いです。
http://www.lares.dti.ne.jp/~mm25/tamura/index.html

工作好きな少年の心を、ホントにまっすぐ生きてる感じ。
僕も工作好きな少年だったので、作品見てるとわくわくします。

「自分の仕事」をしてるなーと。
おもいました。

他にもこまごまと、いつもと違う小さな事がありました。

時の流れをうまく泳いで、出会いだらけの時間にまた戻れたらいいなあ。

そんな事を少し思いました。
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by toktokpng | 2006-07-26 00:38 | 日常
昨日、観てきました。
原作も読んでたし、公開当時から気になってたんですけど、わざわざ見に行く気にならず、「そのうち機会があるだろうなあ」と思っていました。
日曜日に家族で近くのショッピングモールにいって、そこでたまたま夕方から架かっていたので、子らと妻には先に帰ってもらって一人で観てきました。

全席指定で、購入したチケットはG-13。なんともこの映画をみるには意味深な数字です。なんかあるなと思いました。

案の定、途中なにかの故障で20分ほど上映が中断。でも、そのお詫びに無料招待券を上映後にいただきました。

さて映画。

僕はこういう秘教的なものが、結局こうやって映画になってしまったこと自体、多くのタブーが解放され時代が移り変わった証明だと思いました。結局、秘密は形態にはならない処にあるのだから、すでに文字になり象徴となり、形となった秘密で、いまも多種の共同体で臥されてることは、すべてさらけ出しても、もうなにも大事にはいたらない。そういう時代なのかもしれません。ロッキードの証言も、昭和天皇のメモも大事にいたらないでしょう?
いろんなことが顕在化する時代なのかな。今という季節が。

そんな事をおもいました。
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by toktokpng | 2006-07-24 14:07

日本寺

あたらしく制作にかかる準備を進めています。
引っ越しをして、制作のスペースや道具などを整え直して、段々体制を整えていきます。

働きながら、子育てしながら、時間を縫うようにして一枚の絵につながる時間をつないでいきます。それはなんだかビーズ細工のようです。ちいさな時間の切れはしをつないで、一つの形にする。なかなか根気のいることです。

生活の中で「時間のビーズ」をみつけて、その小さな穴に糸を通していく。

このブログもそういう行為であったはずです。

随分「疎密」がありますね。

ここのところブログの「疎」っぷりは、ぼくのビーズ細工もあまり進まなかった事の反映かもしれません。会社と家の往復、育ち行く子どもたちとの楽しいけれど振り回される時間。その連続で、時間がだららんと帯になり、ビーズをみつけることが出来なかったようです。

とはいえ、土日を利用して今月、二回ほど郊外へいってきました。
やはり、僕は絵を描く種をもらうとき、どうしても、土や木々、森の精気のなかで時間を過ごさなければ、納得いかないようです。

今回は千葉の南房総、鋸山にある日本寺というところに行きました。
先週の事です。

南房総の気候は「亜熱帯」と「温暖湿潤」気候の境にあると、ロープウェイ内の案内嬢のアナウンスでいっていました。

たしかに山には熱帯性の植物も多く、土から放たれる香りはパプアニューギニアで山歩きをした時の記憶を鮮やかに呼び起こすものでした。

寺の案内には、「どなたでも参禅ください。」とあり、住職に連絡をとり、座禅を教えて頂きました。

「あたまを空っぽにして、ほったらかして、ただすわる」 それだけですよ。

と、おしえてもらって、座ると、次から次に思い浮かぶ思い浮かぶ・・・・
いろんな記憶、考え。

そういう「思い」がすべて「我」の働きなんですよ。

と、教えてくださいます。「我」の働かない時間をつくる術が座禅なんですよ。と。
「我」がいろんな苦しい事のもとだとわかり、その働きを止めると、自分が「生かされてる」という当たり前の事を思い出しますよ。と。

「生かされてる自分」。なんと、自分ではわかってるつもりになってた、僕の人生のお題目だと思ってた事を、僕自身すっかり忘れて自分が「生きている」というつもりになってた事に気づきました。

人は人との出会いも、その結果も、すべて一人でなし得る事はないのに、全部自分で選んできた事だと思っていますね。そう考えるから苦しいけれど、僕らは生かされてるのだと思い出すと、楽になります。

「時空」を描く。という事をずっと、たしかこのブログでも言っていますが、
時空の中で人は連続体。空間の中で体は止まっていても時間は動き、時空の中での人は一本の枝や木のようにつながっています。

そう、時空の中では、人は植物のようなものです。

植物をみていると、芽を出し、葉をはり、花をさかせる姿に、絶妙な叡智を感じます。
そして、その叡智が植物を生かしていると感じます。

僕らの人生も叡智によって、見守られ、生かされているものだということ。

必要なときに枝を張り、根を伸ばし、花をさかせて、実をつけます。

何一つ、自分だけの力じゃないんだという事。

そんな大事なことを忘れていた自分に気づきました。

山のなかでつらつらと、新作の種になりそうなアイデアスケッチをしながら
なかなか形になりそうにない種ばかり集めながら、
でも、いま、これが、必要な時間なんだろうなと思いながら、
時空の中の「僕」という植物が、うねうねとねじれながらもまだ
育てられている実感をもって、山を下りました。

一枚の絵に通じる時間の鎖は、決してビーズ細工ではないんだよな。
毎日の仕事も生活もブログも絵を描く時間も、分かれてはいない。
分けて考えるところに錯覚がある。

そう思って山を下りたんですけどね・・
書こうとする自分は、なぜか仕事をしてる自分とは切り離して捉えようとしてしまいます。

描くことも、書くことも、強い我の働きです。
しかし、そうやって表現しながら、ピントがあってくるのかもしれません。

長い文章、読んでくれてありがとうございました。
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by toktokpng | 2006-07-22 10:02 | カルチャー

満月

今日は満月です。

どんなに疲れて遅くにかえっても、

外に出て月を眺めましょう。

国境なくあまねく照らす柔らかい光を。

雲の切れ間からでも。
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by toktokpng | 2006-07-11 16:45