「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


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阿蘇の彼方

愛するみなさんこんばんは。

昨日は阿蘇へ行っていました。阿蘇を拠点に、人々の真新しい生き方を模索している、とてもバランスのとれた仲間たちがいます。

今年、何度か手伝いにいった畑。阿蘇からも車でさらに一時間は行った山の中にあり、一年目の今年は、なかなか手が入れられませんでした。

仲間の1人が作ってくれた、様々な植物の種がはいった泥団子。カボチャやキュウリが穫れました。種芋をフィンたちが植えたところからも、ちっちゃな芋がとれました。

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拠点にはトレーラーハウスも置かれて、ゆっくり、ゆっくりと、でも止まる事なく思いが実現していきます。

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経済の大変換は、まだまだ続き、いろんな概念を覆すでしょう。
そのような事は、みな心の底では分かっていた事です。
そのときに、焦りではなく、怖れからではなく、計算高いありかたでもなく、ただ今の自分になにが出来るだろうか、大変革がおころうとおこるまいと、淡々と人間として宇宙に還元出来る生き方とはなんなのだろうか、と、問います。

それは、「わたしをいきる」という一言に尽きます。

そのように問いかけの時間を静かに高く澄み切った心で持てるならば、立て分けの時間の前のこの日々は宇宙からの祝福以外のなにものでも無くなります。

そのとき、何をするのか。それは人間の数と同じだけの道があるでしょう。

だれかが答えをくれるわけではありません。だれかが用意してくれた答えを選ぶのでもありません。

わたしをいきる。その道はあなたしか知りません。

僕は、僕の道を。その途上で響き合う光を愛のうちに打ち鳴らし、豊かな日々を送りましょう。


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すばらしい秋晴れのした、みんなで分け合って食べたベジタブルカレーはとっても美味しかった。


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 その先には

 時である前の

 すべてが

 ある



心を洗い、僕は、どれほど自分が幼く小さい宇宙の存在であるかをまた思い直し、また、且つ、いかに宇宙の愛に満たされ、おおくのメッセージを伝えて行く可能性があるのかを、青空のなか、感謝しなおしました。

今は、ブログなどで縁のあったみなさんに、こうやって、小さな絵を伝えていくのが、僕のとても大事な時間になっています。

パズルのピースのように、それぞれに必要な愛が、宇宙からあなたへ届きますように。


今日も、ブログをひらいてくれて、ありがとうございました。
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by toktokpng | 2008-10-29 21:10 | 日常

あまりに身近な異界

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最近は毎日たくさんのイメージが湧いたり、今、やっておくべき事、やれる事が沢山あって、保育園に送り出したあとの時間があっという間です。

作業場に籠って1日が過ぎてしまう事も多々あります。

今日はふと思い立って油山に行ってきました。

車で10分も走らないくらい。いつもは、無料駐車場のある展望台だけですが、今日は有料駐車場300円の、「油山市民の森公園」に入りました。

舗装された散策路をすこし離れて木々の中に入ると、渓流の脇を歩けます。

光、木漏れ日、せせらぎの音。更には鳥の声までも。

谷間を望み、視線の先には、はぜる水しぶき。

完璧に森の空気です。

油山は観光地でも、名所でもないですが、素晴らしい輝きと、調和のとれた光景を感じました。


水の湧くところを見つけ、意識をなげかけて見ると、パーンと心地よく響きがはね返ってってきます。

山の気を感じとると、一気に僕は元気になりますね。

先ほどまでの日常から、一枚隔てた異界へともう入っています。

かつて、僕らは山をつくり、川を産んで、空と海を愛でた。

まだ、僕らの本質が石や植物だった頃の記憶が蘇ってくるようです。


土曜日は早く保育園が終わり、子どもたちは遊びたりないようです。

「風船のとこに行きたい」

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はい。街の中にあるプレイルームの事です。

喧騒のなか、めいいっぱい遊びました。

今日は沢山眠るかな?

大人も子どもも、自分を解放できる場所が必要です。

ありがとう。

よい1日に、感謝。


僕と世界の間に、隙間があり、そこは愛で満たされます。


Much Love.

Kei
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by toktokpng | 2008-10-25 19:12 | 日常

野ぼたん

保育園に朝子供たちを連れて行くとき、通りがかりに野ぼたんが咲いている。

もうかれこれ、ひと月くらい咲いているように思う。

濃い青紫が、逞しく、垣根に色を添える。

母とその事を話す。「うちにも昔あったのよね。とっても丈夫で、雑草みたいにつよいけど、葉の形も雑草のようでね、庭木としては今ひとつかも。」

たしかに、逞しすぎるきらいはあるかもしれない。

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でも、とっても立派な花の形と、茎にかかる少しの赤みは、とても装飾的だ。この花が名前のごとく山の低地で野の中にあれば、野暮な草花たちのなかで異彩をはなつ艶やかさだろう。

山に登り、辺りを散策して、汗をかき、裾野に下りてこの花に出迎えられたら、美しい精霊にねぎらわれたように感じるだろう。

住宅地の垣根では、彼女の舞台に足りないのかもしれない。

「私をあるべき場所におくもの。」

そんな言葉がきこえてきた。

玄関先の鉢植えに、ハロウィンの人形をみつけてよろこぶ娘。カボチャの形の陶器のランタンに火をつけたがる息子。保育園の帰り道はもうすっかり暗くなっている。どこで覚えたのか「ハロウィンのお菓子は?」と道すがらねだる子供たち。付き合いのある方達が、今年自分に縁のある田んぼから穫れたお米を持ってきてくれたり。

花が移り変わり、収穫祭をむかえて、秋が深まっていく。


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「受け入れるもの」

受け入れるもの

あなたの宇宙

わたしの宇宙

奇跡のように

指でふれあう




子供も、挨拶だけの知人たちも、花も雲も、耳に聞こえない音楽を奏でている。それぞれの周りに楕円の境界をもちながら。
僕が呼吸をして、その境界に振動を響かせるように、それと呼応する存在が宇宙に満ちて行く。そのようにして、激情を過ぎ去り、愛は淡々と僕らを満たす。

新たな地平は、いつも、目の前に。完全な調和として用意されている。

今日、またこうやって日記を読んでくださった皆さんとともに、静かに響きあう今を。

愛しています。

ありがとう。


Much Love.


Kei
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by toktokpng | 2008-10-22 20:03 | 日常

マンデラの名もなき看守

今日は前から見たかった映画を、佐賀県まで見に行って行きました。
「マンデラの名もなき看守」
南ア初の黒人大統領、ネルソンマンデラの投獄生活27年のなかで育まれたある白人の看守との人間性の交流についての映画でした。ネルソン・マンデラの生誕90周年記念映画とされています。ネルソン・マンデラ自身が映画化を許可した実話に基づいています。
主人公の看守は、すでに亡くなっていますが、生前のインタービューを見た事があったので、この映画にはとても興味がありました。
福岡でも夏にやっていましたが、個展準備でとうとういけずじまい。
調べると、10月に佐賀駅の側でやることがわかって、ずっと待っていました。
片道60Km、いくだけの甲斐はありました。素晴らしい映画でした。去年から今年にかけて、一番泣いた映画かもしれません。
アパルトヘイトが実行されていた南アフリカで、看守は、軍の下士官として、ある島で任務に就いていました。彼は、白人ではありましたが、幼い頃、黒人の隣人たちとともに遊んで育ち、彼らの言葉や遊びを解することができました。その事を知った上層部は、彼を公文書偽装罪で逮捕したマンデラの内偵として利用します。下士官の待遇から、徐々に昇進を得て、よろこぶ妻。それとは裏腹に、マンデラの人間力に、自らの人間性を呼び起こされ、真実について自分の頭で判断してしまおうとする看守。もちろん、そんな事をしてしまえば、組織内では存在意義を失います。彼はリンチにあい、軍を辞めようとします。それでも、上層部は彼の利用価値を買って、彼に待遇について譲歩します。看守は、微妙な立場のまま、マンデラからも、軍からも信用されるという奇跡の存在となって行きます。それは、ともに、ある意味、煙たがられる存在でもあります。彼は何に立ってあゆんだのか。なにを信頼して、力強くあれたのか。マンデラという神がこの世界に送り賜うた、「人徳」という純粋さを、描き出すために彼の存在が光ります。
日本には、吉田松陰という人が居ました。この、歴史上、なにもしていないかのような不思議な人物がまた、多くの人の研究をして、時代を動かす大きな力であった事を語ります。彼はなにをしたのでしょうか。彼は、牢で、淡々と正道を説いたのでした。その事によって、動かされた力が、よくもわるくも国を動かしました。アパルトヘイト撤廃のための活動が続く中、マンデラは獄中にあり、しかし、彼の存在こそが国を変えました。松蔭とマンデラは、フラクタルのようです。
看守は、幼い時に黒人の少年と覚えた棒を使った格闘技を、中庭で使役中のマンデラに挑みます。マンデラは大きく、やさしく、彼と棒を交え、それは美しい舞のようでした。
看守は、後年のインタービューで、「私は、彼を人間として尊敬していた」と言っていました。
皮肉にも看守を橋渡しに、マンデラと交渉を続けてきた白人政権は、国際社会の圧力によって、マンデラを解放し、後に、解体して行く事になります。

もちろん、地上での話しです。政治ですから、いま、南アがパラダイスだと言えるわけではありません。しかし、全ての政治と社会が、計量出来る力によって計算され、動くわけではないことを、マンデラという人格によって20世紀の終わりに示されました。

人間性、愛、美徳は計量する事の出来ない宇宙の別層からやってきます。

そのような力を、エーテル的な力、もしくは生命力と呼ぶのなら、我々は、いつも無限の生命力を虚空のなかに背負い、生きているのだという事を思い出すべきでしょう。マンデラが特別なのではない。人間という特別を、すべての生命が共有して生きているのだと。

マンデラは、黒人にとっての希望の光であったのみならず、人間にとっての光の証明であったと感じます。そして、そこに、名もなき下士官、看守、そして最後には下級将校としての1人の白人の人間らしい一生があったのだということをずっと感謝していこうと思います。

宇宙は愛に満たされ、なにもかもを分かち合う光であることを、我々は知る時代に向かっているのですから。
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by toktokpng | 2008-10-20 21:01 | 映画

油山のコスモス

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充実した中心を持ち、調和した花弁が外へと開く花は、その名の通り宇宙のようです。

今日は数ヵ月ぶりに、油山にきました。

80過ぎた婆ちゃんも一緒に。

牛も羊も、ニワトリも元気です。

ここは、市が計画した牧場で、通常の牧場経営をして収益をあげながら、公園として整備し、市民に解放しています。

娘は牛さんに、息子は大すべり台に、婆ちゃんはそんな光景に夢中でした。

素晴らしい秋晴れの昼に、地球の家族を代表して感謝の思いを捧げます!

ありがとう。
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by toktokpng | 2008-10-13 15:25 | 日常

リコリスという花

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綺麗なかたちです。

彼岸花の仲間かな。リコリスっていうんですね。庭に咲いてました。

携帯で写真をとって、この文を書いていたら、オレンジと黒の蝶が目の前を行き過ぎました。

あちこちに黄金色の秋ですね。

香る空気を吸って、吐いて。

整えられた気持ちで歩みましょう。

ありがとうございました。

Kei
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by toktokpng | 2008-10-10 12:05 | 日常
たくさんの方が、見てくださってるようですね!
オンラインギャラリー。
ありがとうございます!

携帯でmixiをやられてる方も多いでしょうから、携帯にも対応しました!

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http://full-of-love.ocnk.net/

(携帯でリンクをクリックすると、携帯サイトにジャンプします)

今日も、二点、女神さまを追加しました。


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「みぢかなけしき」

どんな瞬間も
輝きのうちに
よしとされる

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「よびおこす」

たじろがず
みつめつづけること
ただそのこと



僕が縁をつなげるすべての人に行き渡るまで、淡々と描き続けていきましょう。



ありがとうございます。



Kei
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by toktokpng | 2008-10-10 01:40 | 創作

キンモクセイの季節

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また、今年もキンモクセイの季節がやって来ましたね。

外を歩くとどこからともなく、香ってくるあの薫り。なんだか優しい気持ちになりませんか。あたふたさせたいようなニュースが飛び交っていても、季節は豊穣の日々なのです。印刷された価値は食べることも香る事もできませんが、この秋に稔るあらゆるものは、本当の価値を持つものです。あなたの心のうちにキンモクセイと共に蘇る甘い記憶、この日への感謝。これほど価値のあるものが、他にあるでしょうか。

それはコピーできないなにかです。

それを皆さんと共有できる今に心から感謝します。

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

Full of Love

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Full of Loveで
本物のアートをおてもとに。

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by toktokpng | 2008-10-07 11:51 | 日常

ビバ!仙崖さん!

愛する皆さんこんにちは。

今日は、聖福寺に行ってきました。僕のヒーロー仙崖さんの命日が10月8日なので「仙崖さんと七日間」というイベントをやっています。仙崖さんが江戸時代に復興されたこの聖福寺は、日本で最古の禅寺です。

僕の仙崖さんへの熱い思いはこちら(笑)
http://toktokpng.exblog.jp/6363772/


仙崖さんが座っていたと言われる縄床と呼ばれる夏用の椅子、そして、杖に、虫払いの道具。わあ・・・ここにいたんだあ・・と、胸がドキドキしてしまいます。そっと、こころを凝らして、力をぬいて感じてみると、まだ、かすかに残るエネルギーの記憶を感じることも出来ました。すごい、すごい!本当にまんまるだあ・・・。ああ、涙が出そうになる。

今日は、その椅子の後ろにこんな掛け軸がかかっていました。

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絵を見ている仙崖さんを、仙崖さんが描いた絵です。画賛は、
「仙崖の画ハ数多く頼むとゆうもそまつ哉」

あ〜、もう、くらくらします。

ダイスキ!

いまもまだ、若い修行僧がここで、修行しているのでしょう。イベント中、特別に拝観を許されている寺内は、清められ、気持ちのよい空間でした。

出光美術館がほとんどの作品を所蔵する仙崖さん。このゆかりの寺に、絵は少ないけれど、いろいろなエピソードや謂れはここに残ります。
結婚式で揮毫をたのまれて「死ね死ねと、いふまでいきよ、花嫁子」と書き上げたり、「父死、子死、孫死」と書いたり。それほどめでたい事があろうか、と言ったと伝わっています。

そして、悟り、大悟し、また捨てて、大悟し、死ぬときに「死にたくないなあ、死にたくないなあ」といって、それが辞世かと、耳をそばだてる弟子たちに「実にそうなんだ」と言って帰幽したという仙崖さん。

愛しい愛しい、同胞です。

寺内で、お茶とお茶菓子をいただき、茶菓子のひとつひとつに仙崖さんの歌がついていました。

僕のについていた歌は
「心だに 誠の道に かなひなバ 祈らずとても 俺ハかまわん」

いや〜・・・・ぴったりきました。

型では、ないのです・・。型が滅法大事なのに、型ではない。

ありがとうございます。

今日もすてきな時間をすごせました。

このときめきを、深呼吸するように、しばらく時間を過ごして行きます。

愛の中で。






Full of Love

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by toktokpng | 2008-10-06 18:33 | 日常

静かな雨

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こんにちは!

福岡は今日は静かな雨です。
日曜日だしとても静かな朝でしたから、僕も子供たちゆっくり朝寝坊しました。
ご飯を食べて、積み木で遊んでる間に、つらつらと笑顔で、今日の空気を感じたままに描いてみます。

日曜日って、エネルギーが違うのです。不思議だなあ。

やっぱり、多くの人が休日だから、大気に満ちるエネルギーが変わってくるのかもしれません。毎日、これくらい透き通ったエネルギーだったら、きっと地上は明るくなるだろうなあ。

こういう静かな雨のなか、子供たちとドライブするのもいいかも。

洗われる空気、熱をさますシトシトと言う響き。

いつも、お空は僕たちを楽しませてくれますね。

ありがとうございます。

みなさん、良い日曜日を。

Full of Love

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by toktokpng | 2008-10-05 11:35 | 日常