ありがとう
2010年 03月 20日
ありがとう。ありがとう。
たくさんの人。
ありがとう。ありがとう。
身の回りの物たち。
ありがとう。ありがとう。
動物たちと、植物たち。
ありがとう。ありがとう。
宇宙の高次の存在たち。
ありがとう。ありがとう。
今日、僕がここで生きるんだと、発信し、決断してくれた僕のたましいさん。
あなたの決意どおり、僕は生き、時おりおっとっとと、つまづきながらも、今日まで八坂圭でありつづけました。
子と子まで授かり、明日は卒園式です。
彼の美しさに僕は涙を流し、彼女の奔放さに勇気をもらいます。
僕はどこまでも、透明な管でありたい。
沈まぬ太陽のように、その管から本当を輝かせたい。
あまりの圧倒的軽薄さのなかから、あらゆる執着を解体させるような。
真面目さをほどき、たゆまない真心に気付くような。
一所懸命さをゆるし、明朗快活をことほぐような。
地上の酔いをさまし、無常の恍惚へと誘うような。
個展を終えて、福岡に戻り、なにも劇的でない日々に、ただ、盛りをすぎた辛夷の終わりゆくのに少しく揺れて、ただ淡々と、今日の夜を過ぎこします。
おやすみ。愛するすべての存在よ。
トウサンは、すこし、ゆっくり寝たいです。
朝はおなかに飛び乗らないでね。
愛に満たされた宇宙というスープの中で。
圭
by toktokpng
| 2010-03-20 00:05
| 日常