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「らうん」とは僕がかつて暮らしたパプアの言葉で「旅する・ぶらぶらする」という意味です。光を描く画家、八坂圭が日々を見つめ、愛し、感じた事を福岡からつづっています。


by toktokpng
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最近映画 「earth」

「earth」見て来ました。

http://earth.gyao.jp/

地球の事を強く意識する様になったのは、いつの頃からでしょう。

27の時に、宮古島と沖縄を旅した時かな。

パプアニューギニアで暮らしていた頃からだろうか。

もっと、もっと小さい頃、父と一緒に学校を休んで船に乗り、釣りをした時?

たぶん、生まれて始めて、団地の庭で、泥遊びをした時からかもしれない。



だけど、もしかしたら、一番地球を意識したのは、生まれてくる前なのかもしれない。



earth。この映画は、とてもストレートなドキュメンタリーだ。

ただ、僕らの前に、この星のある一面がうつしだされるだけ。

BBCがNHKの貴重なアーカイブも生かして、北極から南極まで、地球のさまざまな横顔を見せてくれます。

これだけの映像を作る為に、どれだけの努力が払われただろう。


懐かしいニューギニアのゴクラクチョウ達も沢山出演していました。

ホッキョクグマの絶滅が、温暖化によるものなので、皆さん、今から行動を。

という、メッセージが込められているが、

僕は、ただ、家族兄弟が、この惑星で、どんなに美しく、どんなに気高く、魂の営みに向き合っているかを感じて見ていました。

それは、懐かしい感覚。

この一つの命である地球が、私たち自身だと言う事を、私たち自身のなかで、あのようなクジラのオーケストラや、像の群れをなしたオアシスへの旅や、小熊のむじゃきな営みが続いているんだという事。

どれほど、自分はすばらしいのかという事。

きっと、この映画を見る時に、「これは、あなたのプロフィールです」と言われて見るところを想像すると良いと思う。

そのとき、きっと、あなたの心の中には、この地球と共鳴する、かけがえのない光が、映画を見終わる頃には感じ取られると思う。

その光こそが、あなたの本体なのだ。

世界は、美しい。

だから、僕らはやってきたのだ。
by toktokpng | 2008-01-13 23:02 | 映画