木漏れ日
2009年 01月 19日
日中ふと歩いていて空に目をやった。
今日は珍しく晴れている。九州とはいえ、福岡は広い意味で日本海に面しており、冬は曇りの日が多い。
穏やかな住宅街を歩き、私は時空と対話している。
カタバミの花をみつけたり、しおらしく咲くゼラニウムに目をやったり。
古墳を見つける。
石室には、観音が彫られ、曹洞宗の寺内になる。
いにしえに、ねんごろにあつかわれたエネルギーの波動は、何千年たとうともそこに記憶されている。
私は私をひらき、共振する。
不要な波長とは関わりをもたない。
そのエネルギーのもっとも輝かしい部分のみと、全身で対話する。
あめのふちこまのみみふりたててきこしめせ。
私たちの能力が全てその幕を剥がれたとき、私たちは意識というエネルギーの共振への理解をなくしては、生きている事の実感すらもてないだろう。
まさにいまの人が、「人とは食べたものの事である」という格言をしたり顔で納得するように。
さしあたっては、この太陽だ。
この太陽が、われわれの意識が奏でる響きの共振の指揮をとる。
さあ、そろそろタクトがあがる。
皆さん持ち場はよろしいか。
最初はラ、Aの音で、合わせよう。
愛が、響くよ。
by toktokpng
| 2009-01-19 14:20
| 日常